ゴルフ会員権関連コラム

ゴルフ会員権関連コラム

2023/10/31

ゴルフ会員権の入会条件とは?購入にかかる費用や方法も解説

ゴルフ会員権の入会条件とは?購入にかかる費用や方法も解説

ゴルフ会員権を持つことで、より快適にゴルフを楽しむことができますが、どのような条件で入会できるのか、費用はどれくらいかかるのか、気になる方も多いでしょう。

本記事では、ゴルフ会員権の入会条件や購入にかかる費用、購入方法について詳しく解説します。

 

 

 

 

 

 

ゴルフ会員権の入会条件とは?      

ゴルフ会員権を購入するには、以下のようなゴルフ場が指定する入会条件があります。

        年齢

        国籍

        性別

        紹介者

        他クラブ在籍

        ハンディキャップ

年齢

多くのゴルフ場では、入会にあたって一定の年齢制限を設けています。「20歳以上」あるいは「30歳以上」などのようにゴルフ場によって制限が異なりますが、最近では、年齢制限を設定していないゴルフ場も増えつつあります。

国籍

多くのゴルフ場では、国籍による制限が設けられていることがあります。最近では、国籍制限を問わないゴルフ場も徐々に増えてきています。

他クラブ在籍

他クラブ在籍とは、他のゴルフ場に既に会員として在籍していることが条件ということです。他クラブ在籍を問わないゴルフ場も年々増えてきています。

紹介者

購入を希望しているゴルフ場の既存会員からの紹介が、条件となるケースです。もし紹介者がいないときは、会員権取扱業者が紹介することもあります。

性別

ゴルフ場の浴室やトイレ、ロッカーなど設備の理由から、女性会員数を制限しているゴルフ場があります。

ハンディキャップ

ハンディキャップは一部のゴルフクラブでの入会条件として必要とされることが有ります。

ゴルフ会員権購入にかかる費用      

ゴルフ会員権の購入にかかる費用は、以下の2つに分けられますので詳しく説明します。

        ゴルフ場へ支払う代金

        ゴルフ会員権業者へ支払う代金

ゴルフ場へ支払う代金

名義書換料

名義書換料とは、ゴルフ場側が新しい会員の名義に書き換える手続きが必要となり、その際にかかる費用です。

名義書換料は新しい名義人、つまり会員権を購入した人が支払いますが、金額はゴルフ場ごとに異なるため、事前に確認することが必要です。

入会預託金

入会預託金とは、ゴルフ会員として入会する際に一時的に預ける金額のことを指します。会員がゴルフ場の施設やサービスを利用する際の保証金のようなもので、退会時に返金されます。

入会預託金もゴルフ場ごとに異なり、数十万円~数百万円と幅があるため、事前に確認しておきましょう。

年会費

年会費とは、ゴルフ会員としての資格を維持するために毎年支払う費用のことを指します。ゴルフ場の維持管理やサービス向上のために使用されることが多いです。年会費もゴルフ場ごとに異なり、数万円~数十万円と幅があります。

ゴルフ会員権業者へ支払う代金

会員権代金

会員権代金とは、ゴルフ会員権を購入する際に支払う基本的な費用のことを指します。

会員権の価格は、基本的には需要と供給のバランスで決まるものの、諸要因(景気動向・株価の動き・市場心理、相場の勢い・立地条件・交通アクセス・コースレイアウト・経営姿勢、将来の計画等)複雑に絡み合って価格が変動しながら決まっていきます。

取引手数料

取引手数料は、ゴルフ会員権を購入、売却、または譲渡する際に、ゴルフ会員権業者へ支払う手数料のことを指します。取扱手数料の金額は、会員権価格の2%といったように決められています。ただし、一定の会員権価格を下回っていれば、一律55,000円などのようなケースが多いです。

紹介料

紹介料は、入会条件に紹介者が必要であるが、自分の周りに紹介者がいない場合にゴルフ会員権業者に支払う代金です。支払うことで、紹介者が必要である条件が満たせます。金額はゴルフ場により異なるため、取引の際に明確に確認することが必要です。

ゴルフ会員権の購入方法     

ゴルフ会員権の購入方法には、次の2つの方法があります。それぞれの方法でのメリット・デメリットを解説していきます。

        会員権業者から購入

        ゴルフ場から直接購入

会員権取扱業者から購入

ゴルフ会員権は、会員権業者から名義変更で購入するのが一般的です。会員権業者は関東圏だけで数百社もありますが、関東ゴルフ会員権取引業協同組合に加盟している会員業者(120社)からの購入がお勧めです。

メリット

        幅広い選択肢:多くのゴルフ場の会員権を一度に比較・検討できる。

        専門的なアドバイス:会員権の市場価格や取引の流れなど、専門的な情報を提供してもらえる。

        スムーズな取引:取引の手続きや名義変更などのサポートを受けられる。

デメリット

        手数料の発生:会員権業者を通じて購入する場合、売買手数料が発生する。

ゴルフ場から直接購入

ゴルフ場によってはメンバーを追加募集するケースがあり、その場合はゴルフ場から直接会員権を購入することが可能です。

メリット

        手数料が発生しない:会員権業者を介さないため、売買手数料が発生しない。

        ゴルフ場の最新情報を直接入手:ゴルフ場の施設やサービス、イベント情報など、最新の情報を直接ゴルフ場から入手できる。

デメリット

        選択肢が限られる:一つのゴルフ場の会員権しか検討できないため、比較が難しい。

        幅広い専門的なアドバイスが受けられない:会員権の市場価格や取引の流れなど、専門的な情報を得るのが難しい場合がある。

まとめ

ゴルフ会員権を持つことで、快適なゴルフライフを送ることができます。

しかし、入会条件や費用、購入方法などをしっかりと理解し、自分のライフスタイルや予算に合った会員権を選ぶことが大切です。

株式会社東都ジャパン 代表取締役社長 杉浦 伸二

【著者・監修者情報】
株式会社東都ジャパン 代表取締役社長 杉浦 伸二

所属

出身大学

明治大学 卒業

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日本全国のゴルフ場はで約2,200コースあり、その内90%は会員制のゴルフ場であります。その会員権総数は約300万枚であります。1年間の会員の移動(名義書換)は会員権総数の4~5%の12~15万枚であり、この会員権の売買を我々会員権業者が取り扱っております。会員権を売りたい方と買いたい方の橋渡し役としての使命を担い、お客様1人1人のニーズに合った情報を迅速且つ正確に収集、提供しお客様のお役に立てる様、日々努力しております。