ゴルフ会員権関連コラム

ゴルフ会員権関連コラム

2022/12/28

ゴルフ会員権とは?種類や予算など基礎知識をくわしく解説!

ゴルフ会員権とは?種類や予算など基礎知識をくわしく解説!

「自分でもゴルフ会員権を買える?」

「ゴルフ会員権の種類は?」

「予算はいくらくらい?」

ゴルフ会員権について興味を持っている方は、このような疑問を持っているのではないでしょうか?

日頃ゴルフを楽しんでいる方は、一度は会員権を持ちたいと思ったことがあるでしょう。会員権には種類があり、自分にあったものを選ぶことで有効活用できます。

そこでこの記事では、ゴルフ会員権の種類や種別、予算についてわかりやすく解説していきます。最後まで読めば、ゴルフ会員権について詳しく知ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ゴルフ会員制クラブの3つの種類

日本のゴルフ場の大部分が会員制ですが、会員制のゴルフ場は以下の3種類に分けられます。

Ø  株主会員制

Ø  預託会員制

Ø  プレー権会員制

ひとつずつ違いを解説していきます。

株主会員制

株主会員制とは、ゴルフ場の運営会社に出資して、株主としてゴルフ会員となる制度です。

株主は、株主総会に出席して議決権を行使できます。またゴルフ場が解散した場合は、持株割合で分配を受ける権利があります。

預託会員制

預託会員制とは、ゴルフ場の運営会社に一定額の預託金を預けて、ゴルフ会員となる制度です。

運営会社は会員から預かった預託金で、ゴルフ場を運営します。預託金を預けたゴルフ会員は、ゴルフ場を優先的に利用する権利が得られ、退会するときは、預託金の返還請求ができます。ただし、ゴルフ場の経営状況によっては預託金が返還されない場合があることも知っておきましょう。

現在、大部分のゴルフ場は預託会員制を採用しています。

プレー権会員制

プレー権会員制とは、文字通りプレー権のみの会員となる制度です。

名義書換料と年会費を支払うことで会員となることができます。最近ではプレー権会員制のゴルフ場が増えている傾向です。

ゴルフ会員権の3つの種別

ゴルフ会員権には、以下のように3つの種別があります。

Ø  正会員

Ø  平日会員(月~土の利用が可能)

Ø  週日会員(月~金の利用が可能)

自分が会員になる際は、どれに該当するのか知っておきましょう。

正会員

正会員とは、ゴルフ場の定休日を除く全ての日にメンバー料金でラウンドできる会員権です。正会員になると、ビジターよりも優先的にラウンドすることができます。

さらに、ゴルフ場が開催する競技会に参加できます。理事や委員に選ばれてゴルフ場の運営に参加できることもできます。殆どのゴルフ場は正会員が最も多く会員権の市場流通性は一番高い。

平日会員・週日会員

平日会員と週日会員とは、月曜~土曜もしくは、月曜~金曜の平日にメンバーフィーでプレーできます。
ゴルフ場によって、平日・週日・特別平日等呼び方が異なるので、土曜まで使えるものか金曜まで使えるものかを確認することが必要です。

なお、競技会へ参加する権利は、ゴルフ場によって異なるため注意が必要です。

平日会員や週日会員はラウンドできる日が限られているため、正会員と比べて会員権の予算が安くなります。平日のみのラウンドでも十分という人にとっては、お勧めの会員権でしょう。

その他 婦人会員・法人会員

婦人会員とは、設備の関係で、女性の入会を制限しているゴルフ場があります。
その場合はすでに女性名義で入会している会員からしか名義書換ができません。一般的には女性会員は少数のため、価格は男性会員より高くなることが多いです。

法人会員とは、所有が法人名の場合、記名された方がメンバーフィーでプレーできます。
最近では1名記名登録を採用しているコースが多く、法人の入会に際し、制限を設けているゴルフ場もあります。

ゴルフ会員権の予算

ゴルフ会員権の購入を検討している方にとっては、どのような予算が発生するのか気になるのではないでしょうか。

ゴルフ会員権を購入するための予算は、以下の2つに分けられます。

Ø  ゴルフ場へ支払う代金

Ø  ゴルフ会員権業者へ支払う代金

ゴルフ場へ支払う代金

ゴルフ場へ支払う代金は、次の3種類です。

w  名義書換料

w  入会預託金

w  年会費

名義書換料

名義書換料とは、購入した会員権を現名義から新しい名義に書き換えるための代金です。この代金は新しい名義人、つまり会員権を購入した人が支払います。

名義書換料もゴルフ場ごとに異なり、数万円~数百万円程度かかります。

入会預託金

入会預託金は文字通り入会時に預けるお金です。入会預託金はゴルフ場ごとに異なり、ゴルフ会員権を譲渡(退会)後返金されます。入会預託金もゴルフ場ごとに異なり、数十万円~数百万円と幅があるため、事前に確認しておきましょう。

年会費

年会費は、メンバーになった場合に毎年支払う代金です。年会費もゴルフ場ごとに異なり、数万円~数十万円と幅があります。

ゴルフ会員権業者へ支払う代金

ゴルフ会員権業者へ支払う代金は、次の3種類です。

w  会員権代金

w  取引手数料

w  紹介料

会員権代金

会員権の価格は、基本的には需要と供給のバランスで決まるものの、諸要因(景気動向・株価の動き・市場心理、相場の勢い・立地条件・交通アクセス・コースレイアウト・経営姿勢、計画等)複雑に絡み合って価格が変動しながら決まっていきます。

ご自身のプレイスタイルをよく考えて選択しましょう。

取扱手数料

取引手数料はゴルフ会員権業者へ支払う手数料で、会員権価格の2%といったように決められています。ただし、一定の会員権価格を下回っていれば、一律55,000円などのようなケースが多いです

紹介料

紹介料は、入会条件に紹介者が必要であるが、自分の周りに紹介者がいない場合にゴルフ会員権業者に支払う代金です。支払うことで、紹介者が必要である条件が満たせます。金額はゴルフ場により異なります。

まとめ

この記事では、ゴルフ会員権の種類や代金などの基礎知識について解説してきました。

会員権の価格はゴルフ場によって大きく違ってくるので、ご自身のゴルフの楽しみ方をよく考えて選ぶのがおすすめです。会員権を取得すれば、メンバーであるというステイタスが持てるのでゴルフにより熱が入ってくるでしょう。

この記事を読んで、ぜひ会員権を持つことを検討してみてはいかがでしょうか。